サーフ

バニシングIN TURBOのサーフのレビュー・感想・評価

バニシングIN TURBO(1976年製作の映画)
3.8
カーチェイス、大爆破、バカバカしいストーリー。全体的に景気良くて下らなさで溢れた良質カーアクションムービー!

原題の「GRAND THEFT AUTO」はゲームのGTAと同名。意味は「自動車盗」という意味でこの映画の中でも登場人物全員車盗んでる。なんなら一番最初に主人公が車盗んでる。登場人物全員倫理観ぶっ壊れてて笑える。

主人公が婚約者じゃない男と駆け落ち、父親が娘を取り戻すために懸賞金をかけて賞金稼ぎが2人の前に立ちはだかるというストーリー。
いかにもボンボンのアホ息子の婚約者、金に目がくらんだ宣教師、ダイナマイト狂の家族。出てくる奴らみんなクセ強い。そんな奴らが主人公を追いかけるものだからドタバタのスラップスティックは必至。

娘に執着して組織的に追い込もうとする父親の姿はキモいなぁと思うけど、最後には父親の車がとんでもない事になるというのでしっかりスカッとさせてくれる。
サーフ

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