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座頭市物語のharuのレビュー・感想・評価

座頭市物語(1962年製作の映画)
3.4
2021/8/22 観賞。
TOHO西宮にて観賞。

「午前10時の映画祭 11」 12作品目❗


盲目だが剣の達人の座頭市。
下総の飯岡の助五郎一家を訪ねて、そのまま居着いてしまう。
ある日、釣りに出かけた市は肺を患った浪人の平手と出会い親しくなる。しかし平手は助五郎の対立する笹川一家の用心棒だった。
両一家は二人の間柄も関係無く戦いの準備をしていく・・・。


主人公は勝新太郎です。
ひょっとしたら、勝新の演技を初めて観るかも。

盲目という役柄、終始目を瞑ったままの演技です。
その状態で殺陣をするから見入ってしまいます。
迫力あり流石です。

カメラの性能の為か夜の野外のシーンはスタジオで撮影していて、
音声にエコーがかかった様になるのが気になります😅。

撮影の技術歴史の勉強になります。

ヒロイン役の万里昌代さん、綺麗です‼️

クライマックスの市と平手の闘いは圧倒されます。
二人の動き、表情をカメラワークで寄りと引きを旨く使い迫力ある決闘シーンを作り上げてます。
現代の時代劇も手本として使っているでしょうね。

勝新といえば、大麻をパンツの中に入れて税関に捕まったイメージが強いですが😅、やっぱり役者だなぁ・・・と再確認させられます。

「時代劇かぁ・・・」って思ってましたが十分に楽しめる作品でした‼️
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