まつむらはるか

座頭市物語のまつむらはるかのレビュー・感想・評価

座頭市物語(1962年製作の映画)
4.3
任侠映画を観るなら原点を・・・ということで観た座頭市シリーズの第1作目!

勝新太郎演じる座頭市がキャラクターの魅力に溢れていて、もうとても素晴らしかった・・・!
大したことなさそうで愛嬌のあるキャラクターが、凄まじい手腕の持ち主で怒らせるとただではすまない・・・この二面性の出し方はあらゆる作品の主人公像の王道だ!と思ったし、その演出の魅せ方もとてもうまい!盲目であるという点でさらにその表裏が謎めいてとても惹きつけられる。

いずれ敵となる相手と静かに釣りをする・・・とかどんだけハードボイルド演出なんじゃ!みたいのがあってとても好みだった。