このレビューはネタバレを含みます
当時のラジオがどんなものかボクにはまったく分からないが、あんなリスナーからの電話、生放送だとよくあるの?しかもあのリスナー二人、ヤクでも吸ってラリパッパ?なぐらいにアタマは悪いわで、出動するのは実生活でもラリパッパな亡きホッパー(この人だともはやネタ)。
一作目は冗談抜きに恐ろしい映画だったが、これは何とも反応に困る映画だなぁ。チェーンソーをナニに見立てて腰を振ってる場面もだけど、下ネタの繰り出し方がまあB級だったね。おまけにチェーンソー振り回すホッパーもコミカルだからホラーも言うよりコメディに完全にシフトだね(怖いときはひたすら怖い)。
しっかしまあ同時にこれはヒーロー映画だった。美女と野獣の野獣よりも醜い顔にされてしまったLGが命よりも惚れてる女性の窮地を救う。ディズニーには絶対出来ない見事な芸当ですよ。あとホッパー保安官がフランクリンの亡骸を見つけた場面も意外というかしんみりしちゃいましたね。特に懐中電灯の使い方が良かった。あの表現は本当に素晴らしいの一言です(その後狂人一家の前に出てきた姿はヒーローですよ)。
レザーフェイスも何か表情豊かになってて可愛かった。さぞかし撮影しているときは話題に上がったんじゃない?w
チョップトップやドレイトンはゴキブリにも劣るクズで早くコイツら死なねーかなって心のなかで何度も思った(“中小企業に謝れ”な台詞もあったしね)。
また見ようと思わないが、まあまあな映画だった。女優さん、叫びに叫んで、さぞかしスカッとしたんじゃない?w