マサ

悪魔のいけにえ2のマサのレビュー・感想・評価

悪魔のいけにえ2(1986年製作の映画)
4.0
あの事件から13年。犠牲となったフランクリンの叔父であるレフティは、甥の仇を討つべく今も「一家」を追い続けていた。そして彼は、とある交通事故の現場でチェーンソーによる傷跡を発見する。

前作もそうだったんですが、テンポの悪さに少しだけ辟易しながら観ていると、いつの間にか引き込まれていて、最後には「すごいものを観た気がする」という謎の余韻が残る、異質な体験を味わいました。
やっていること滅茶苦茶で何人も死んでるのに、胸糞とかネガティブな感じがしない。悪役もなぜか憎めない。思うに、監督はシュールとホラーのバランス感覚が天才的なのだと、改めて感じます。
あと個人的に、オインゴ・ボインゴが流れたところ嬉しかった。
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