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悪魔のいけにえ2のバロウズのレビュー・感想・評価

悪魔のいけにえ2(1986年製作の映画)
4.3
前作は大傑作だったけど、こっちも違った意味で大好きな作品。
前作とは打って変わって完全にコメディー調になり、前作と同じ監督とは思えない変わり様。続編というよりセルフパロディみたいな出来になってます。
とはいえ、特殊メイクにトムサヴィーニを向かえたことで残虐度はアップ。ハンマーで頭をカチ割るシーンはちょっと見ていられなかった。

キチガイ家族の面々も前作にも増してキチ度アップしてます。
恋するレザーフェイスのリアクションは最高に可愛いし、頭に鉄板を埋め込んだチョップトップを演じるビルモーズリーの怪演も良いです。
お爺ちゃんは前作に比べて血色が良くなってます。
そしてデニスホッパー演じる保安官のキチっぷりも素晴らしい。試し切りで荒ぶりすぎだろ!
そしてラストお約束のチェーンソーダンス!お前がやるのかよ!と突っ込まざるにはいられない。
やってることは相変わらずキチだしめちゃくちゃなんだけど、なぜか登場人物たちが愛おしく思えてしまう。トビーフーパー監督の才能が垣間見えます。個人的には傑作の域。
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