えな

ナインのえなのレビュー・感想・評価

ナイン(1983年製作の映画)
4.1
今年タッチ全話を観たからあだち充作品が気になって鑑賞。キャラデザはタッチより古くて、タッチのとき目を大きくしたり絵柄を可愛く変えたのかなと思った。
ナインは主人公のカツヤの魅力が俊足以外ほとんど描かれないけれど、タッチでは達也の(和也も)良さが繰り返し描かれるところも違う。そう思うとタッチはかなり漫画作品としてバージョンアップしてきたんだなと勝手に思った。バージョンアップ前の地味な作品だけど恋愛のモヤモヤ描写が強くて面白い。野球はおまけ程度。ミスリード多め。
3部作だけど項目がないので1〜3までここに書きます!

1.「ナインⅠ オリジナル版」
なぜか野球部に入る2人。
ゆりっぺって呼び方。
定期券入れの写真のくだりちょっと怖い。山中がストーカーぎりぎり
カツヤはただひたすらうじうじしてる。

2.雪美回。雪美ととくっつくのか?と漫画のいちご100%を思い出したりしてたがジローが出てきた。
絶対つかまえると追いかけるところ、くさくて好きだった。
BGMもレトロでとても好き。

3.途中まさかの唐沢回で面白かった。ボクっ娘が出てくる。ユミの声が明らかに変わってしまって連続で見るとちょっと怖い。
野球は雑で甲子園が軽いw甲子園よりシャンプーのことが気になるなどつっこみどころは多いけれど見終えてやっと「これはスポーツものでも恋愛ものでもなくひとつの青春を描いてる青春ものだ」と気づいた。
えな

えな