南部の街が舞台。
ジャズと猥雑なムードの印象の街、そんでもって主人公が男娼。ジェームス・ディーン似のマスクに紫のシャツ白のスーツ。オバチャンたちが嬉々として彼を抱く。でも「伝説」と呼ばれた頃の勢いもない。
劇中でも男娼は「最近流行らない商売なんだ」と言われてるように、男娼といえば男が男を相手にするイメージ。後半にはそっち方面の娼館も出てくる（勿論イカれた娼館の主はニコラス・ケイジ）。
ラストシーンは「えぇぇぇ〜？」っていうようなベタな終わり方でダメ評価されそうやけど、映画全体の空気感を考えればアリかな、とエンドロール見ながら反芻。
しかし劇中に使われる音楽には違和感アリアリ。ニコラス・ケイジってセンスない？米じゃこれがイケてるってこと？
