虎舞羅ーコブラー

スタンド・バイ・ミーの虎舞羅ーコブラーのレビュー・感想・評価

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)
4.5
金曜ロードショーにて鑑賞。

スティーブン・キングの短編小説を原作とする不朽の名作。お恥ずかしながらこれが初鑑賞です。

やはり名作と言われるだけあって、全てのシーンにおいて面白い。最初のオープニングシーンから、全編通して見どころが沢山あり過ぎて…好きです!( ꈍᴗꈍ)
やっぱりこの位のお年頃、私もよく冒険してましたね〜。冒険している時は、いつもなら何も思わない風景さえも「楽しい」と感じられるんですよね。そんな風景の中で、友達とくだらない話で盛り上がったり、時にはちょっと意見が衝突したり。でも少し経ったら、すぐに笑い話が泡のように溢れてきて。それでまた笑って。
そういう事もあったな〜、今になったら羨ましいな〜。なんて思い出させてくれる、素晴らしい作品。
12歳で親の煙草吸って「晩飯後の一服は最高だぜ」なんて言ったり、まだまだ未熟なのに実銃のハンドガン持ち出して来たり。またまたヒルに噛まれたり。
そんなワルばっかりしていた、この頃の子供たちはむしろ輝いていた。ワルな事していいという訳ではないが、そんな子供たちの大胆で無垢な生き方は、大人たちが失っているなにか、その輝く光を持っているのではないか。光の正体は人それぞれ。そんな光があるのではないか、そんな事を考えさせられた楽しいひと時でしたね。