さうすぽー

スタンド・バイ・ミーのさうすぽーのレビュー・感想・評価

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)
5.0
自己満足点 97点

オールタイムベストの1本!
まだ100本周期の500本目に達してませんが、昨日本作が放送されたのでレビューすることにしました。
(ベスト映画を話すときはかなり長文になりますが、今作は好きな要素をあえて秘密にしたい所が多いので、今回はシンプルに短めに話します。)


スティーヴン・キング原作で青春映画の金字塔と呼ばれてる本作ですが、自分も今まで観た中で一番好きな青春映画です!

「主人公含めた4人の子供達が目的を目指して冒険に出る」
そんなシンプルで王道な設定が自分にはドストライクにはまります!

主人公含めた4人全員がそれぞれユニークで特徴的であり、なおかつ非常に興味深いですね。

そんな4人が旅をしていくにつれて、自分の本音や葛藤等を打ち明けて寄り添い合う所が本当に心に沁みるし「こんな友情を体験したかった」とも思わせてくれます。

ちなみに子供が主人公の映画ではありますが、大人になっていくにつれて感動が大きくなってくる作品だと思っています。
今回のテレビ放送では主題歌部分をカットされてしまいましたが、自分は最後のBen-E-Kingが歌う「スタンド・バイ・ミー」の曲が流れるだけでも涙してしまいます。


自分の周りでは「死体を探しに行く」という設定に拒絶反応を示す人も何人かいました。しかし、そんな物騒でなおかつ中学生に入る前の子供がタバコを吸ったり拳銃を所持するなどかなり危うい要素があるにも関わらずこれだけ支持されるのは、やはり本作のノスタルジックな要素と奥深い数々のメッセージ性が多くの人に伝わった証拠でもあるかと。

きっと10年経ったらまた違った評価も出来そうで、それが楽しみです。
この先もこの映画には決して失望することは無いでしょう。