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スタンド・バイ・ミーのykのレビュー・感想・評価

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)
4.1
こんなに美しい友情があるだろうか。
純粋に互いの価値を認め、痛みを受け止める。
あまりに崇高だ。

少し困難なバックグラウンドを持つ子どもたちは、妙に大人びていたり、時折剥き出しになる感情がやけに幼かったり、必死にまっすぐ生きる姿が切なくて愛おしい。

そして観る者は問いかけられる。

"I never had any friends later on like the ones I had when I was twelve.
Jesus, dose anyone?"


後日、クリス役のリヴァー・フェニックスが23歳の若さで急死していたと知り、思わずクリスの人生と重ねて驚いた。
人生は儚い。そんな儚い日々の生き方を、この4人の子どもたちが教えてくれたような気がする。
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