えみ

スタンド・バイ・ミーのえみのレビュー・感想・評価

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)
3.2
あまりに有名な作品なので期待値上げすぎた。ロードムービー系があまり好きじゃない私の好みではなかったというだけで刺さる人には刺さりそう。いつまでも少年の心を失ってない人たちや、故郷を想う人たちとか。
ガキ大将ポジの子がいい奴すぎるんだよなあ、小学生の頃から毒親から救ってくれる友達ってまじで弁護士になるべき人やんか。この子も担任のひどい仕打ちにあったり、精神病にかかってしまってると思しき親の子もいたりとか、子どもの行く道を親や環境で縛ってしまうことがどんなに残酷かは思い知らされる。あと大人のズルを子どもはちゃんとわかってるし、ちゃんと傷つくんだよなあ。
それにしてもまあこんなちっちゃい不良たちがたくましく旅をしていく様はまあそれだけで美しい映画になるのかもしれないな。
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