虚無

スタンド・バイ・ミーの虚無のネタバレレビュー・内容・結末

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

なんてことない話かもしれないけど まだ12歳の小学生で幼く街から出ないような少年たちにとって死体探しの旅はどれどけ大きくて壮大な旅だっただろうか
育った環境はあまり良いとは言えず、4人の性格はバラバラだったがウマが合って秘密基地でタバコを吸ったりトランプをしたり 特有の仲間意識で結ばれていた
喧嘩したり助け合ったり、弱音を吐いたり 信頼しているからこそ吐き出せる弱音や悩み 精神的にも互いに助け合う少年たちが魅力的
きっといい小説家になれる、と真剣な眼差しでゴーディと向き合うクリスが本当にかっこいい そーやって仲間を冷静に励ましたり喧嘩の仲裁に入ったりみんなを盛り上げたり そんなほんとに頼もしいクリスだけど だからこその弱々しく涙を流した姿に心を打たれた
やってることは決して良いことばかりではなかったが彼らにとってはキラキラと輝いた、二度と戻れない最高の友達との最高の青春だったんだろうな 大人になると意外と会わなくなってしまったりするけれど、それでも楽しかった子供時代は間違いなく最高の思い出で 最高に輝いていた青春 昔に戻りたくなった
みんな割と立派な大人になったんだってね クリスなんか(クリスの話ばっかだけど)頭良かったけどゴーディと同じクラスなんかいけないみたいなこと言ってたけどしっかり努力して立派な弁護士になるなんて 喧嘩?を止めようとして喉を刺されて死んだのは悲しい
虚無

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