たか

スタンド・バイ・ミーのたかのネタバレレビュー・内容・結末

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

振り返ると一瞬で、短く感じる少年時代
そこには濃密な体験とエネルギーがあったなぁ
小学校からの親友グループでのキャンプ前日に見たからか、「こういう関係いいよねえ」としみじみ思う

子どもにとっては「世界の全て」である田舎町の外の世界へ踏み出す時はワクワクだけではなく、未知の世界への怖さもある。だから想像力を働かせられる
思春期に入り始めたといっても12歳の子からしたら「人が死ぬ」なんてまだ実感してないんだろうな。だから死体を見つけに行く旅なんてRPGみたいな楽しさがあるけど、いざ目の前にしたら背筋が凍るよね

そのストーリーにゴードンは先日お兄さんを亡くしてるっていう設定も乗っかってて、良く出来すぎてる。ゴードンだけは人が死ぬことの生々しさを知っている。でも表現するまで受け入れられていなかったんじゃないかな

「それでも生きていくんだ」って気持ちになった
たか

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