りょうた

スタンド・バイ・ミーのりょうたのレビュー・感想・評価

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)
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【16-06-20】
物事ついたころに観て、小学生の頃一番影響を受けた映画。(遊びに生かされました)もう何回観たんだろう。見返す毎に新たな見方ができて、新鮮に感じる。
主人公と親友(あれだけ観たのに名前は覚えてない)の純粋で逞しい友情に泣けるし、感動する。
物語の結末で4人の少年たちのその後が語られる、最後のナレーション。親友は最後まで正義感のある男だったんだな。

【20-01-30】
映画館で初めて観賞。リヴァー・フェニックス、キーファー・サザーランドが圧倒的存在感を示している。主役の子が霞むほど。彼は主役を張れる役者だったのだろうか。久しぶりに観返したが、見終えた後に、虚しさが込み上げてきた。小学生の頃から何百本、16年からも何百本と映画を見続けて、映画に慣れてしまった私は、もうあの頃のように見ることはできないのだ。小学校の頃に親しかった友人と10年以上の時を経て再会した際に、期待を込めて再会するも、趣味や興味が合わず、仕方なく昔話に花を咲かせ、内心では「君はこんな人だったっけ?」と首を傾げるような感覚だった。それが映画の物語にやけに繋がる。時間が経って昔の友人を回想するようで、尚且つ、死体を見に出かける好奇心を持ち合わせていたのだろう。この作品はまた見るだろう、Filmarksにおいて4.7以上にはならないだろう。だが、また見るに違いない。「死んでいる」かもしれないという期待と恐怖を込めて。そしてまた側にいてと言うだろう。
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