ばま

スタンド・バイ・ミーのばまのレビュー・感想・評価

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)
4.5
少年4人の死体を見に行く冒険ロードムービー。

Netflix party『THE 名作』ってテーマで鑑賞。
まぁこれは不朽の名作ですよね。

中学生くらいの時に観た記憶はあるけど、
当時はまだ子ども思考やったからか、この映画の面白さとか特別感が全く分かってなくて、
今見返すと、すっごいキラキラしててエモい。

『ミッキーはネズミ、プルートは犬、ドナルドはアヒル。じゃあグーフィーは?』ってシーン好き。
鑑賞者も真剣に考えてしまう仕掛け面白い。


真っ直ぐな線路とか、歩いてる背景の陽炎が
4人の少年の心みたいで、セリフが無いのに心が動く。

家族のことを人に貶されるとムカつくよなぁ。
自分が愚痴るのは良くても、人から言われるとなんであんなにイラッとするのか…
悪ガキたちにもそういう心があって良かった。

兄世代と弟世代が対峙するシーン、ヒリヒリする緊迫感が伝わってきてちょっと震えた。
なんだろう。子どもたちの演技って、時たま演技かどうかわからなくなるような瞬間あるよね。色んな映画見てると。ヒヤッとする。


あの有名な曲は、私の中では、
少年4人が歌いながら線路を歩いてた…と思ってたけど、そんなシーンは無かった。記憶って怖い。

数年前に屋久島に行った時、
有名な縄文杉を見るために、往復10時間ずーっと線路道を歩くんですが、私の脳内BGMは『STAND BY ME』でした。
最高やった。また行きたい。


ぶん!ばーばぶん!ばーばぶん!
ばま

ばま