遺作のガートルードと並ぶくらい厳粛で美しい作品。
ベルイマンの作品もそうだけど、キリスト教というテーマを抜きにしてもあまりに均整が取れて静謐な構図や演出、そして流麗なカメラワークは芸術的としか言い…
追記(1/16) 4.5→5.0
スクリーンで初。ちょー単純かつ感覚だけの話であれば、ショットの強度がエゲツない。これは映画に関係あるかわからんが見ていてあがる。画面外の音がエゲツない。光と影、音響…
『いな、われわれには神はわからない。われわれキリスト教徒にも彼がなぜ沈黙しているか、なぜとっくに悪魔をしめ殺さなかったのか理解できない。…だからこそ神はわれらにイエスを与えたのである。…われわれは啓…
>>続きを読むもろにベルイマンに影響与えてるっしょ、内容は対称的だが処女の泉的な感じしませんかね。
それはさておき、裁かるゝジャンヌとは対称的にアップのショットがないので人物の心理に入りづらい。ヨハンネスは特にそ…
小高い丘のシーンの雲と空が澄んでてかつ荘厳なのも良いけど、壁が白くて部屋の装飾が単純なのも登場人物に集中できていいなあ。
あと死んだ女の視点でカメラが動くのもこれから生き返ることを予感させていて、…
隠匿と推薦の欲望が同時に体内に宿りそうです。カール・テオドール・ドライヤー「奇跡」
映画には推奨や誘惑をもたらす力がありますが同時に隠匿の欲も宿します。
私にとっては例えばフリッツラングの『スカ…
1979年3月
神保町岩波ホ-ルにて鑑賞。
モロクロ画面ならでわの味わい。
この頃岩波ホ-ルにかかる映画を
見に行く時何故か緊張した。
映画学校での授業受けてる感じ…みたいな。
フランス映画社配…
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