カール・テオドア・ドライヤー初鑑賞。
ほぼ全編が室内劇で、クライマックスまではBGMの排除、最小限のカメラのパン、ワンフレームに複数の登場人物を配したロングショットと長回しで演技させるなど、演劇的…
■奇跡の映画 カール・テオドア・ドライヤー セレクション■
原作:劇作家で牧師のカイ・ムンクによる戯曲「御言葉」
ユトランド半島で農場を営むボーオン一家。
長男の妻インガーはお産で亡くなる。…
2022/8/27
久しぶりに本作でいいね👍がついたので、いろいろ思い出す。本作を会社の社長アメリカ人に勧める事があり。全くの無神論者である自分に「あなたは、キリストを理解している。」と言われ恐縮す…
良くも悪くも、カールドライヤー映画の特徴が大きく出ている作品だった。
良いところは、「ミカエル」とも「裁かるるジャンヌ」とも「吸血鬼」とも全然違うカメラワークが用いられている点だ。カールドライヤー…
(別媒体から感想を転記)
2024/01/02
間違いなく大真面目な映画なはずですけど、信仰というものに馴染みがないせいで全編コメディに思えてきて、鑑賞中なんだか不謹慎なことをしている気分になった…
ビクトル・エリセの瞳をとじてにて
「映画はドライヤー以降の奇跡を起こしてはいない」
という台詞からどれだけの作品なのだろうと興味を持ち池袋の新文芸坐へ。
精神病と診断された自らをキリストと呼ぶ…
初ドライヤー。全編ほぼ室内劇で、とことん静謐なカメラワークが続く。そんな中、中盤のワンカットだけカメラが登場人物の周りを回るドリーショットになるのが鳥肌だった。
キリスト教を勉強しすぎた結果、狂っ…
(c) Danish Film Institute