奇跡に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)- 7ページ目

「奇跡」に投稿された感想・評価

odyss

odyssの感想・評価

3.8

【宗教の原点】

カール・テオドア・ドライヤー監督のデジタル・リマスター版による上映作品。

デンマークで牧場を経営する一家。
家族構成は、老父、長男、その嫁、次男、三男、それに長男夫妻の幼い娘二人…

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奇想天外な話をその緻密な画面構成で考えこむことなく風景のように見せきる、まさに上質な前衛舞台を観てるかのような感覚?伝わんないかwwwとにかくあなたが一瞬でもイエスキリストの存在を感じられたならこの…

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Jumblesoul

Jumblesoulの感想・評価

3.5

同じヨーロッパの巨匠ベルイマン監督は「神の不在」というテーマで何本も名作を作ったが、本作のカール・テオドラ・ドライヤー監督作品は逆に「神様は本当にいる」というテーマで本作を作ったのが興味深い。
少し…

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愛と信仰と奇跡。
『裁かるゝジャンヌ』とはまた違った映像のセンスを見せられ、監督の引き出しの多さに驚いている。
特に室内撮影での視点の動かし方は演劇的で即興性を感じさせるライブ感。
まったく飽きず…

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教会で神の教えを聞いた様な厳粛な気持ちになる。
父が亡くなり死とはこの様なものであるとドライヤー監督に答えを教えてもらえたような。
最後の奇跡の為にあえてテンポも粛々と進んでいく。
聖書の様な映画。…

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KOUSAKA

KOUSAKAの感想・評価

3.8

シネマメンバーズにて、カール・テオドア・ドライヤー監督の4作を一気に鑑賞。超絶傑作の『裁かるゝジャンヌ』(1928年)から時代順に見ていって、3作目が1954年の『奇跡』です。

キリスト教に限らず…

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hiroki

hirokiの感想・評価

3.6

陽気なキリスト者ボーオン家。コーヒー飲み過ぎでハイになってるのでは?とも思った。父親モーテンと長男ミッケレの妊婦である妻インガとのホンワカした会話。キュルケゴール読みすぎて自分をキリストと思いこみ説…

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ねこ

ねこの感想・評価

3.6

信仰とはあくまで自分と神との対話だということか
布教も分派も集団化も牧師の言動すらも、神を信じるというシンプルで純粋な行為から逸脱したものだと言っているのか

個人的に「信仰」は理解することが難しい…

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ら

らの感想・評価

3.8

奇跡なんていうものは嘘だ。でも、私たちはその嘘を目の当たりにして震えるほど感動してしまう。そもそも映画なんてものは人類の発明した偉大な嘘なのだから、この映画はまさに奇跡なのであって、まさに映画なので…

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信仰は自然か?制度か?

限られた舞台と各々の役割が明確に割り振られている人物設定からは、映画というより演劇に近いものを感じ取ることができる。故に宗教をめぐる壮大な問題をテーマとしている割に、その答…

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