百鬼園先生

奇跡の百鬼園先生のレビュー・感想・評価

奇跡(1954年製作の映画)
3.0
難しい事は分かんないけど、複雑な教義となった宗教をもう一度シンプルな「祈り」に引き戻す話と受け取った。奥行きあるセットや室内の陰影が神がかってて、ミリ単位で立ち位置指定してたんだと思う。外の車のライトと死が訪れる室内の対比とか、遺体の神々しさが至高。話はやや退屈だけど圧倒的な絵力で体感は短い。@ザ・シネマ