奇跡のぬまちのレビュー・感想・評価

初ドライヤー。全編ほぼ室内劇で、とことん静謐なカメラワークが続く。そんな中、中盤のワンカットだけカメラが登場人物の周りを回るドリーショットになるのが鳥肌だった。

キリスト教を勉強しすぎた結果、狂ってしまった次男のキャラが面白い。結局、精神を病むほど真剣に真理を追い求めた者だけが、「奇跡」を起こせるということか？