のうこ

奇跡ののうこのネタバレレビュー・内容・結末

奇跡(1954年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

撮り方が横の構図で徹底していた。そしてワンシーンワンカットのところもあり、人物のクローズアップがほとんどない。最初のシーンで各々の人々がドアを開けてでてくるところをカメラをパンして撮り、かつカメラの位置自体もぐわっと動かしていて、度肝を抜かれた。最後のほうの少女が葬儀場でヨハンネスの手を引いて、お母さんが生き返るかどうかを見ている時に2、3回少女のクローズアップのカットが印象的に挟まれていたが、あれはなんか意味があるんだろうか。あとこの映画は徹底的に横方向のパンと横方向の移動によって撮られているから、最後には主の力を見せられる場面では縦方向の構図もしくは上からの俯瞰ショットで撮られるのかと思ったらそれもなく、夫婦が抱き合うショットで終わってしまったのですが、それは何か深い意味があるのでしょうか?知っている方がいたら教えてほしいです。
のうこ

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