一家を襲った悲劇と「奇跡」についての物語。
本作はかなりもったいぶった作品だと思った。タイトルの通り(キリスト教的な)奇跡が起こる話なのだが、そこに至るまでの仰々しい積み重ねを丁寧にする。
カイ・…
2023/12/29
やっぱりコース合宿でこれ見たの全然キモい。私も人と会話しているときに、あまり目線を合わせないが、これはコミュ障どうこうではなく実生活でドライヤーを“実践”している激キモにすぎな…
信仰心を絶やさない者と、揺れる者、奇跡を目の当たりにする両者。
物語の結末(インガーの目覚め)にクローズアップしているように見えて、実はそれに至るまでの教徒達の心の内を繊細に追って行った作品であると…
タイトルの「奇跡」がどんな形でやってくるのか、本当に奇跡のようなことが起こるのだろうか...
そんなことで頭がいっぱいの中鑑賞
同じ宗教を信仰しながらも自身の利得のためにいがみ合う人々
彼らは熱…
でもミッケル 神様を信じるでしょう?
僕の考えは知っているだろう
信仰がないこと?
信仰などない
でももっと大事なものを持っている
何を?
心を 優しさを
そう?
ええ 信仰だけで…
このレビューはネタバレを含みます
自らが信じていた信仰が実を結ぶことなく奪われていく(インガーは復活するが)モーテン(ヘンリク・マルベア)の痛々しい姿が凄く印象的だったし、復活した2人が抱き合うショットは正しく奇跡のような神聖さがあ…
>>続きを読む確かに「キリスト教」の映画であるし、「信仰」の映画ではある。ただ、それ以上に「人間」を真摯に捉えた傑作である。そして、題名通り、映画史に残る奇跡的な作品である。
この衝撃的な作品に対して、どんな賛美…
(c) Danish Film Institute