信仰度のマウントの取り合い、家族への受難が辛くてぐったりするのだけど素晴らしいです。
神学を学ぶあまり乱心し、自らをイエスキリストと名乗る男がほんとに起こしちゃった奇跡。それはそれは固唾を飲んで見て…
2020年最後に観た映画。
原作は現役の牧師が書いた戯曲。とのこと。
お国柄かもしれないが宗教色というのはどうしても強い。
だが、「親の代の禍根は子とは関係ない」的な普遍的思想をこの時代に描いた点で…
逆「ゴドーを待ちながら」
面白い!演劇と映画の良いとこどり。元ネタの演劇からよく出来ているんだと思う。粗いですが気付いた限りの色々。
キャラの色分けが明快だ。
・父モーテン
次男を預言者として覚…
このレビューはネタバレを含みます
1925年のデンマークを舞台にした映画。
大地主の一家を中心に、仕立て屋との対立を描いている。
対立は宗教上の相違。
地主の息子は自称キリストの再来。誰も相手にしていないが。
宗教がテーマで前半はや…
形だけの信仰、言葉だけの祈り。宗教はとてつもなく長い世紀を重ねた結果、神への心からの信仰は殆ど無くなり、形式ばかりが残った。言葉では奇跡を祈るも、心の底ではそんなことは現実には起こらないと、信仰とは…
>>続きを読むデンマーク映画の巨匠カール・テオドア・ドライヤーの代表作品。静謐で荘厳なショットの連続は同じく北欧のベルイマン作品とは相違が見られるものの、肝心の宗教観は大分異なるのではないか。なんらかの理論で説明…
>>続きを読むジャスティン・ビーバーの「Holy」を聴いてたらこの映画のDVDを所持してることを思い出し、おそらく7〜8年ぶりに観た。最近はアマゾンやネトフリでお手軽エンタメ映画ばかり見ていたから、なんだか言葉も…
>>続きを読む冒頭、ススキ林の中でヨハンネスが一人で立って独白するシーンが印象的だった。
あと娘とヨハンネスのやりとりの長回しも。
ラストについては賛否両論あるらしいが、現実の論理を無視した、より映画的な作りにな…
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