前回のドライヤー特集以来、2年ぶりの鑑賞。
前回はつまんないけど、すごい映画くらいの感想で、それ自体はそんなに変わらないんだけども、、、
特集に寄せて蓮實先生がキレッキレのコメント出してるが、この…
かなり宗教的ではありながら、同時に人間を捉える慧眼。
徹底的な長回し。
信仰心をありありと映し出す。
父の敬虔さは一貫しつつも、そこに長男や仕立て屋の宗教観が衝突し、ある種皮肉的なリアリズムも感じ…
キルケゴールの主体的真理、死に至る病、宗教的実存を通して信仰や神学、有神論を物語に見事に落とし込んでいる。
自己とは神との関係によって具体的になり独立自存した者でなく神とか家族の繋がりによって根拠…
ドライヤー作品の中でもかなり評価が高い本作。
『裁かるゝジャンヌ』がめちゃくちゃ好きだったので鑑賞しにイメージフォーラムまで。
死と再生、和解、信仰、そして奇跡。
普遍的で扱うのが難しいテーマを取…
カール・デオドア・ドライヤーセレクションvol.2から。
宗教の真の信仰心とはなんぞやと問われている様な作品。
農場を営むボーネン家のホームドラマの雰囲気で途中までは進むのですが、精神的に不安定だっ…
途中、とてつもない眠気が襲ってきたが、途中からとんでもなくキレキレになれるくらい集中できた。
それもこれも次男のヨハンネスの存在だ。
彼が仄めかす言葉に、皆が、いや、まさか?となるから、釘付け…
もう何が起きるのかは途中から全員分かってるんだからもう少しテンポアップしてもいいんじゃないかと思うけれど、あの奇跡になぜか強固な説得力があるのはしっかりとした前フリがあったからとも思うし難しいところ…
>>続きを読むやっと観れて嬉しいのに全然ハマらず。ちょっと悔しい。何十年後とかに観たら面白いかもしれない。まったく関心の持てない会話、何ひとつ頭に入ってこなくてもはや最後の方の奇跡の後のとびきりの笑顔しか覚えてい…
>>続きを読む(c) Danish Film Institute