このレビューはネタバレを含みます
ドライヤー 特集の二本目 奇跡 を観賞。キリスト教についての知識は一般的なイメージくらいしかないけど、子供のように疑うことなく純粋にそうなってほしいと願うことが祈りとなり信じられないこと(奇跡)が起…
>>続きを読むカール・テオドア・ドライヤー初鑑賞。
ほぼ全編が室内劇で、クライマックスまではBGMの排除、最小限のカメラのパン、ワンフレームに複数の登場人物を配したロングショットと長回しで演技させるなど、演劇的…
■奇跡の映画 カール・テオドア・ドライヤー セレクション■
原作:劇作家で牧師のカイ・ムンクによる戯曲「御言葉」
ユトランド半島で農場を営むボーオン一家。
長男の妻インガーはお産で亡くなる。…
2022/8/27
久しぶりに本作でいいね👍がついたので、いろいろ思い出す。本作を会社の社長アメリカ人に勧める事があり。全くの無神論者である自分に「あなたは、キリストを理解している。」と言われ恐縮す…
ビクトル・エリセの瞳をとじてにて
「映画はドライヤー以降の奇跡を起こしてはいない」
という台詞からどれだけの作品なのだろうと興味を持ち池袋の新文芸坐へ。
精神病と診断された自らをキリストと呼ぶ…
このレビューはネタバレを含みます
生きてる神の言葉ではなく死んだ神の言葉に心をよせる信者の矛盾を描くことで信仰について問うた映画なのでしょうか...生きた神の言葉を聞いた挙句暴走して地下鉄にサリンを撒いた教団のトラウマを抱えた国の子…
>>続きを読む初ドライヤー。全編ほぼ室内劇で、とことん静謐なカメラワークが続く。そんな中、中盤のワンカットだけカメラが登場人物の周りを回るドリーショットになるのが鳥肌だった。
キリスト教を勉強しすぎた結果、狂っ…
インガーの葬儀は、棺を中心に据え、線対称に椅子が配置されているカットから始まる。淡い光の差すシンメトリーの構図に、ドライヤーの、このシーンに懸ける気合いを見て、こちらも椅子に座り直した。室内の各所に…
>>続きを読む(c) Danish Film Institute