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ロンドン・ブルバード -LAST BODYGUARD-のTJのレビュー・感想・評価

2.5
コリン・ファレル、キーラ・ナイトレイと脇を固める個性派俳優が盛り上げるロンドン・ノワール。渋い選曲とやりきれない閉塞感がディパーテッドみたいと思ったら監督がウィリアム・モナハン。骨太コリンの存在感が凄いけど所々惜しい一本。

出所した元ギャングが堅気として再びブルバードを歩く。が一度裏道に足を踏み入れた者は簡単に足を洗うことができない。その葛藤と退廃を描くストーリー。

恋人が女優という設定がチープな割にあまり重要じゃない。それにラストもあまりハマれなった。あれだけ渋かったボスの扱いよ!せっかくのkasabianや渋いオールドパンクも安く感じてしまって残念。

キーラすら引き立て役として益々際立つコリンの魅力は流石。影の主役はやる気のない元俳優役のデビット・シューリスですね!アンナ・フリエルも相変わらずセクシー。しかし鎖骨の美しさはキーラに遠く及ばない。

モナハン監督の今後に期待。
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