かー

一日だけの淑女のかーのレビュー・感想・評価

一日だけの淑女(1933年製作の映画)
3.5
この婦人はこれがすべて終わって、また何事もなく日常に戻れるのだろうか。
嘘を突き通してこの物語はハッピーエンドだけれど、この後の人生、婦人もその娘も、本当に幸せな結果になるのだろうか。そもそもこんなことで結婚を取りやめるかもしれないようなやつと結婚できたとしてそれでいいのか…?
そんなことを考えざるを得なかったけれど、
優しさがまた優しさを連鎖させる流れはとても素敵だった。割と映画って負の連鎖の悲劇みたいな話が多いから。誰が傷つくでも損するでもないことを叩きまくるエネルギーを使うくらいなら、こういう社会になれた方が絶対いいよな。
かー

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