Jumblesoul

十代 恵子の場合のJumblesoulのレビュー・感想・評価

十代 恵子の場合(1979年製作の映画)
3.5
1979年だけで本作を含む傑作3本の主演作が公開された、森下愛子の東映出演作。彼女の女優のピーク時で、既に実年齢20歳を超えているのにセーラー服が良く似合う。
ある女子高生をドキュメンタリー・タッチで描いた本作、当然のようにヤクザが登場するのが東映らしい。受験生がヤクザ(三浦洋一)のヒモになり妊娠、美人局、ソープ嬢、最後はシャブ中とフルコースの転落を味わうが、爽やか青年の風間杜夫に救われる。
シュールな日活の藤田敏八監督作品に比べるとさすがにベタな世界感だが、分かりやすい展開が良かった。
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