恋人に甘えるからそうなるんじゃ…

ってか劇場公開されてたんかこれ！ｗ


潜入捜査に失敗し、警察を退職し恋人の待つ故郷に帰ろうとしていた優男のブーマー。

しかし、途中で強盗に車を奪われ、通りすがりの探偵に助けられる。
しかしその探偵もトラブルを抱えており、ハリーなる男に間違われて殺し屋や地元警察やFBIに襲われ、迎えに来た恋人が殺されてしまう。

何とか生き延びたブーマーは、殺された恋人の復讐のため、陰謀の最中に飛び込んでゆく。


元刑事の男が陰謀に巻き込まれてれゆく、サスペンス・アクション。

しかし、久しぶりのドンパチ映画レビューになったな。ｗ
まぁ、最近自分の中でスプラッターホラーがブームになっているからしょうがない。ｗ


お話は、上記の通り陰謀に巻き込まれて、ドンパチに巻き込まれるお話。
少々分かりにくい所は多いが、基本は「逃亡劇に巻き込まれた男が恋人殺されて復讐に赴く」的な話なので、分かりずらさはない。
その一方で、敵の目的がよく分からなかったり、ちょこちょこ変な所が多かったりと脚本の粗は多めだったりする。

でも、ドンパチ自体は中々派手めで、テンポも良い。
アクションもややカット割りが多いのは難点だが、銃撃戦は中々迫力のある絵で悪くない。
最初はヘタレ気味な主人公が、恋人を失い、戦いの中で覚醒していくのが良い。

クライマックスの決着の付け方は少々イマイチだけど。

正直、B級映画の範疇は出そうにないが、適度に強い主人公が適度にピンチを切り抜け適度にドンパチし、適度に楽しませてくれる中々のB級アクション。

肩肘張らず気楽に見られる、暇つぶしには丁度いいタイプの作品だと思います。
寝れない平日の夜や何か軽く観たい時にでもどうぞ。
無論期待は禁物だけどね。

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「お前、気が小さいな。」

車のドアを開けて吐き出す男ブーマー。新人刑事の彼はビビって吐いてしまったのでした。
ブーマーは先輩刑事のカルロスとフレッチャーに凄味の仕方から教えられます。

スコット・ワイパーが監督、脚本、俳優と三役をこなしている映画です。

主人公ブーマーがヘタレ過ぎなキャラクターというのが良いです。食事の時間をアラームにセットしていたり、ビビると吐いてしまったり…

そんなヘタレなブーマーが、とある事情によりハリーという名前の男の振りをすることになります。しかし、そのハリーという男は…

ブーマーが自分の意思そっちのけで、ハードな事件に巻き込まれていく様が面白いです。

王道なアクション映画として観ると話の展開に目が点になるかもしれませんが、アクション・コメディとして肩の力を抜いて観ると良いと思います。

フィルマークスの評価はとても低いですが、そこまで駄作だとは感じませんでした。

「電話して、その5分後には新品のシャツが血まみれだ。」

気弱で軟弱な新米の元刑事が、テロリスト達に命を狙われるハードボイルドアクション映画。
監督が主演をしているせいか、やたら主人公が設定の割には機転が利いてカッコ良いシーンが多くて、まるでシティーハンターの冴羽リョウみたいだったな。
B級映画俳優のルー・ダイアモンド・フィリップスさんが珍しく悪役で出演していて面白かった。