久しぶりに初めて観る映画を観た。
特殊な外見をもつだけで人間はなにを思うのか。
“普通”じゃない。“普通”な外見の人が多いだけで、そこになんの優劣もない。
時代もあって見せ物として扱われている部分…
このレビューはネタバレを含みます
見世物小屋にいたエレファントマンことジョン・メリックを外科医トリーヴスが引き取り仲良くなるお話。実在した人。
偽善か慈善かという問いがトリーヴスを通して鮮明に描かれていたよう。そのつもりはなくとも…
主人公であるジョンメリックと同じぐらい医者のトリーブスという人間をしっかり描けてるのが良かった。
最近は人それぞれの個性が認められてきてるみたいな感じあるけど、実際人の偏見の根本は変わってない気がす…
お話は色々考えさせられるし、モノクロが美しい。しかしちょっと観念的だったり盛り上がる映像は私にはあまり合わない…
影がグッと落ちて鋭い画面もあれば、柔らかい画面もあり、でも霧が立ち込めていたりし…
こんな時代があったんだなあ……今は少し過剰なくらいにはマイノリティが救われる環境になったのかな。それでも個人がアイデンティティを確立するかどうかは個人次第だが。彼が受け続けたような、あからさまな衝突…
>>続きを読む観てて苦しくなる映画。
人間の嫌な部分を見せ付けられると気分が滅入る。
それでも観て改めて何かを考えるきっかけになる良い映画だと思う。
見世物小屋は当時、身体障害者にとって働くことができる場所とし…
このレビューはネタバレを含みます
2020/10/17 YEBISU GARDEN CINEMA
エンドロール序盤の「実在の人物の人生に基づいており、いかなる創作物に影響を受けたものではない」といったようなメッセージがプロットだけで…
近所でやってたので、4K修復版見てみました。
リンチ流フリークスというか見世物小屋を、スクリーンで堪能できました。
今回は作者の悪意もなんだか感じるような気もしましたが、自分の心が荒んでるからで…