totokim888

エレファント・マンのtotokim888のレビュー・感想・評価

エレファント・マン(1980年製作の映画)
4.0
過去視聴作品…。
当時…テレビで鑑賞…。

予告の印象で…恐怖映画だと思ってた。
でも…内容は全くのヒューマンドラマ…。

映画のクライマックス…。
「僕は象じゃない、動物でもない、人間なんだ」と叫ぶ。

誰のせいでもない…。
人それぞれ…何かしらの試練を持って…生まれてくる。
ただ…その試練が大きすぎた…過酷すぎた…。

一説には…。
魂レベルの高い人ほど…自分に課す試練が大きいとか…。
自分自身で…ハンディを選んで…誕生する。
言い換えれば…『ゲーム(人生)の達人』なのだ…。
私は…この説を…密かに信じている…。

若い頃は…『なんで…自分だけ…こんな目に遭うの…??』
って、神様を恨んだけど…。

年を重ねていくと…なにもかもが必然だったと痛感する。
辛いことが多ければ多いほど…『気づき』がある。

その『気づき』を辿っていけば…点と点が繋がり線となる。
いわゆる…『悟り』というものかもしれない…。

人間…不幸なことを不幸と嘆いて終わってはいけない…。
せっかく…幸せになるヒントを与えてもらったのだから…。

故に…ジョン(エレファントマン)は…。
優しく素晴らしい『魂』を持つ…人間なのだ…。
totokim888

totokim888