ソニこう

エレファント・マンのソニこうのレビュー・感想・評価

エレファント・マン(1980年製作の映画)
4.3
★本当に醜いのは誰か。

「目に見えないもの」を想像することの大切さ。

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本作は、実在したある"化け物"の物語。プロメテウス症候群と呼ばれる、顔面や骨格などが肥大化する疾患を負った男の物語である。

到底人間とは思えない扱いをされ、周りからは奇異の目で見られる。そんな彼を見て、心が苦しくなった。しかしある医者との出会いによって、人生は少しずつ好転していく・・・。

本当の化け物は誰なのか。目に見えることだけに囚われていないだろうか。様々な気づきをもたらしてくれる、すばらしい映画だった。

見た目にハンデを負った彼らの叫びを代弁する映画として、もっと多くの人に届いてほしい。
ソニこう

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