ジョンに対しては意外にもどうこう思うところがなかったです。同情することもないし。院長先生の言うとおり本人にしかわからない。想像もつかない世界なので。
彼でなくても他人の世界はわからない。
そして邪悪な人間が登場しましたがそれも彼らの一面にすぎない。誰にでも化け物のような心が潜んでいて自分にもそういう一面があるのでは？そんなふうに受け取った。
これは日頃から心がけていることなのですが、他人をどうこう思う前にまずは自分の内面なんです。
そうすることで他人に振り回されることもないし、無意味に他人を非難せずにすみます。
ピグマリオンでヒロインだったウェンディ・ヒラーの婦長役がとてもナチュラルで好き。
仕事をこなしているだけ。
ヒッチコック俳優も出演していたのは嬉しかった。
ホラーテイストでありながら重厚なヒューマンドラマ。少しスピリチュアルな雰囲気も感じ取れました。
