ぱぷぽ

エレファント・マンのぱぷぽのレビュー・感想・評価

エレファント・マン(1980年製作の映画)
4.0
多分初めてみた時はデイヴィッド・リンチ監督も知らないで観たので穿った見方もしないでとても感動したり、胸が締め付けられるような思いをしたりと映画自体を純粋に観ていた気がします。

が、そこから何年何十年とたってあのデイヴィッド・リンチ映画だよ。と思いながら観るとそれはそれで面白いんですよね。
鬼才感ないというか、カルト映画じゃないとか色々思ってしまいますが、ちゃんと正統派の内容を正統派に撮って感動させられる技量があるからあんなぶっ飛んだ映画をちゃんとまとめられるんだよなーなんて妙に納得してしまう出来。
まぁ私は『ストレイト・ストーリー』が大好きなので元々そんなに違和感はないというか『ストレイト・ストーリー』のがらしくない感じなので…笑

1980年の映画ですがあえて白黒だったりして、やっぱり一癖あると言うかセンス?感性が凄い。
19世紀感はでるわ、奇形のジョン・メリックさんがホラーな雰囲気にならないわ、どこか現実離れした感じになるわでこの映画とモノクロ映像の親和性は凄いと思う。

ジャケットで怖そうな話なんじゃないか??とか
デイヴィッド・リンチ監督って聞いて身構える人も。
そもそもデイヴィッド・リンチ監督って誰??って人も心配しないでみて大丈夫です!!
ぱぷぽ

ぱぷぽ