19世紀イギリスで『エレファント・マン』と呼ばれた青年の半生を描いた実話作品。
ロンドン病院の外科医トリーヴス(アンソニー・ホプキンス)はエレファント・マンの名で見世物にされていたジョン・メリック(ジョン・ハート)を見つける。
生まれながら身体の奇形により稀に見る姿のメリックを病院の一室に引き取ったトリーヴス。
診察を目的としてメリックに近づいて来たトリーヴスに対して初めは怯えていたメリックだったが、次第に心を開いていくのであった・・・
【感想】
あえて白黒映画にしていたのは良かったと思いました。
内容に関してはまず実話が下になっている衝撃と、人の優しさとは一体何なのかを深く考えさせられ、なんとも言えない感情が沸き起こる作品でした。
一見、優しさからくる素晴らしい人格者のように見える人達が出て来るが、お金儲けの為や売名行為の為などのように感じ、優しさの裏に見える醜さがなんとも切ない気持ちにさせられます😞
差別的扱いをしてお金儲けをしていた奴らや、それを見て楽しんでいる奴らに関しては問題外でただただ胸糞悪い気持ちになる😮💨
ラストは何故にメリックは自らあの行動に出たのかの真意は謎だったが、切ない結末でした。