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エレファント・マンのeryuのネタバレレビュー・内容・結末

エレファント・マン(1980年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

 ジョンの優しい性格と、その境遇にすごく辛くなった。自分が見せ物にされて、酷い扱いを受けていても優しさを示してくれた人の優しさを素直に受け取ることができることがすごいと思う。でも疑わない姿は苦しくなる。たくさん傷ついてきたからこその優しさなのかな?ジョンにとっての障害は自身の身体で、目的はただ普通に生活がしたいこと。
 もし自分がジョンだとしたら、素直に優しさを受け取ることはできないと思うし、疑ってしまうと思う。
 好奇の目に晒され、自分の見た目が普通とは違うと分かっているからこそ、望んでその姿になっていないからこその「僕は象じゃない!僕は動物でもない!僕は人間だ!」という心からの叫びがすごく響いた。
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