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エレファント・マンのdaradaraのレビュー・感想・評価

エレファント・マン(1980年製作の映画)
4.0
僕は動物じゃない、化け物でもない。
ただの人間なんだ。

身体が変形していることで他人から内面を傷つけられ、顔を覆うように心も知らずのうちに閉ざしていた。

それをこじ開けるように線を超え嘲笑する。
自分の醜い感情を満たす為だけにお金を払う馬鹿者。

一方、気持ちの理解を最優先に治癒を試みようとする者。それはそっと心を開けていくように、優しいものだった。

ジョン・メリックの涙は哀しみから嬉しさへと変化する。

「全て」が終わり、ジョン・メリックは普通の人となった…。

今更ながら鑑賞したエレファント・マン。
今なお面白く、そして興味深い。
傑作と言われる所以をみた。
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