このレビューはネタバレを含みます
2020/10/17 YEBISU GARDEN CINEMA
エンドロール序盤の「実在の人物の人生に基づいており、いかなる創作物に影響を受けたものではない」といったようなメッセージがプロットだけでなく、特殊メイクや演技といったところに表れていると思った。ちょっと音楽はわざとらしいものが多かった気がするが、リンチがよく使う通奏低音はここでも重要な役割を担っていた。トリーブスが自己矛盾に陥る様は『凶悪』の山田孝之を思い出させる(順序としては逆か…)。やはりリンチだからこそなのか。