ユミコ

ワン・モア・タイムのユミコのレビュー・感想・評価

ワン・モア・タイム(2015年製作の映画)
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かつて人気のあったらしいムードシンガー、ポール (クリストファー・ウォーケン)、その娘の ジュード (アンバー・ハード)、そしてポールの妻 ルシール (アン・マグナソン)。
どれもどこかで聞いたような(聴いたような?)ネーミング 笑
父と同じく娘のジュードも無名だけどシンガー(+ソングライター)。
ポールはまた昔のようにシンガーとしてのカムバックを目指していた。
ジュードは超反抗的な娘で自分が色々とうまくいかないのは女好きでフラフラしている父親のせいだとするなどして何かとすぐ口論になる。 他の家族たちもそんな感じでひっきりなしに口論系のセリフがポンポン飛び交っているのだった(以前に観た「摩天楼を夢みて」を彷彿 )。
それ以外のシーンは常に音楽が流れていて、これってミュージカルなのかな……?
ストーリーは有って無いようなものかも?しれません。

ウォーケンが良かったです! 3〜4曲、彼がしっとりと唄うシーンがあり美声を聴くことができます。
「かつて」人気のあったポールはシナトラやトニー・ベネットらと同期の設定で「ポール・ロンバード」としてこれまで沢山のLPをリリースしておりそのレコードジャケットの数々がサイコーでした! 若き日のウォーケンの実際の写真を使ってデザインしたようでこれには驚き!!
昔のウォーケンの美しさといったら……!(ちなみにこの作品のDVDジャケの写真は最近のウォーケンですが。)
イケメンとか二枚目とか新旧さまざまな呼び方がありますがニュアンス的に彼には「美形」という言葉がピッタリ!笑
いわゆる「白馬の王子様」ってこんな感じの人のことを言うんじゃないかしら?!笑
そんな感じだったのでこの作品で一番印象に残った点、それは「ポールこと ウォーケンの数々のレコードジャケット」でした!笑
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