御朱印帳

ニューヨーク・ニューヨークの御朱印帳のレビュー・感想・評価

3.1
ロバートデニーロが出演するミュージカル映画は見るしかない、ということで再鑑賞。前回は恐らく学生時代で古く感じて途中で寝てしまった記憶。

テーマ曲のニューヨークニューヨークはフランクシナトラと思っていたが、こちらが元祖。1977年の映画、シナトラが80年とすると意外と新しい。ニューヨークを想起するたびに頭の中で響き渡る一曲。

1945年の太平洋戦争終戦からビックバンド時代の盛衰など古き良き40年代、50年代のアメリカのショービズを男女の出会い、幸福、すれ違い、別れを絡めて描く。

子供は流産したものと思っていたが、最後に出てきて良い驚き。お互いを尊重しながら、別々の道を歩くというハッピーエンドに加わる。

クライマックスは最後のミュージカルシーン、ライザミネリはジュディガーランドの娘なんですね。ロバートデニーロが演じるイカれたサックス奏者はベトナム戦争終結後70年代の時代感から生まれたものかな。

そうか、LALALANDのLALAはNEWYORK NEWYORKから来ているんだ。そういえばタイトルの活字も似ている。
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