maya

ニューヨーク・ニューヨークのmayaのレビュー・感想・評価

4.2
ニューヨーク・ニューヨーク!!
表象としての「あの時代のニューヨークのキラキラ感」の原典。ビルの明かりも音楽も服もイエローキャブも、ニューヨークといえばこれ!感満載でお祭り気分でぶち上がれる。
撮り方やプロット、カップルの関係性は「ララランド」との共通点を感じました(監督はジャズ好きだし下敷きにしてるとは思う)。
スコセッシらしいなと思ったのは、音楽人の人間としての滅茶苦茶さの描き方。身の周りに音楽人がいるのだけど、あの意味不明さはものすごくリアルだと感じた。
率直にいうと人間としては破綻してるけど、愛は溢れて止められないあたり、ケンカップルとして完璧だし、なんと二人とも浮気はしないし、愛おしい。
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