このレビューはネタバレを含みます
スターウォーズ 6作品目
遂にエピソード1 ~ 3を通して、アナキン編が終わりとなります。
前作は終始イライラする映画となっていますが、今回はスターウォーズシリーズ史上最もシリアスであり熱い作品となっています。
感情のコントロールがもう効かなくなってしまい、パドメとの禁断の愛を貫きとおすため、遂にダークサイドへと落ちてしまう!
新しい名前をシスからもらい、その名も『ダースベイダー』。
ダースベイダーの誕生により、ジェダイ評議会のジェダイマスターにも次々と奇襲をかけてしまう。
ジェダイの頂点に立つヨーダ vs 暗黒面の頂点に立つシスの戦いもなかなか熱いけど、こちらはただの戦いって感じで。
最後のシーンとなる、オビワン vs アナキンの長年の苦楽を共に歩んできた子弟対決がとてつもなく凄かった。
普通の戦いではなく、感情的な戦いとなっているためこちらとしても何故かグっと力が入りながら見入ってしまう。
アナキン的には純粋な愛すらを認めてくれなかったり、自分がよかれと思って起こして行動をずっと認めてくれなかったオビワンに対する怒りの感情がすごく伝わってきました。
その感情はもちろん把握していたが、忠実にお師のクワイガンの意思を受け継ぎ、立派なジェダイの騎士へと育て上げようとしたオビワン。
最後の最後までアナキンはオビワンを憎んでいましたが、人間が出来ているオビワンは完全にダークサイドに落ちたにも関わらず、やはり可愛い弟子のため、救済を残したのはさすがでした。
闇 vs 光の最後の戦いは必見です。