バイオレンスアクションとしてかなりいい作品だと思った。
繰り返し使われる奇妙なBGMが胸をかき乱し、「遠くから何かがやってくる」というシーンが非常に面白かった。
特に加賀まりの凜としたかっこよさが最…
第二次世界大戦末期の北海道の農村、有力者の息子から長女への縁談を断ったため、東京から疎開していた一家が嫌がらせにあい村八分にされ、かつてその一家で使用人として働いていた村人とその娘を巻き込み起こる村…
>>続きを読むこんな映画も撮ってるんだ木下惠介。ねっとり長く撮るところと素早く処理するところのメリハリがあり、アクション表現でも巧みさを見せる。逃げる人と並走するカメラ。
西部劇にありそうな展開だが、そこは太平…
このレビューはネタバレを含みます
(35mm)
A24の映画より怖い。
田舎に響く文太の声が渋すぎると思ったら見事に凶兆だった。ヤクザのときより怖い。
加賀まりこの顔も心も都会すぎると思ったが猟銃をぶっ放すので納得した。
強烈…
【浅く類型的】
時代は第二次大戦末期の北海道です。札幌などの都市ではなく、辺鄙な場所にある開拓部落が主舞台。
兵役を終えた青年(加藤剛)が母と妹と弟の住む開拓部落に戻ってくる。ここ、若干疑問。戦…
終戦間近の北海道に都会から疎開者がやって来た。そこに陰湿な疎開者イジメが始まり、やがてその村全体を巻き込んだ殺し合いにまで発展していく。
『二十四の瞳』(1954)で穏やかな瀬戸内を撮った人のもの…