この作品の気に入ったところ。主人公のオフェリアがすごく可愛い。大きな黒目がチャーミング。あと悪役の将軍のキャラクター。ゲス具合が堂に入ってて良い。
それだけ。
あとは、暗いしグロいしキモいし暴力的だしオフェリアの行動がアレだし結末もあまりにもアレだし…。あまりハマらなかった。あと赤ん坊のフィギュア感。『アメリカン・スナイパー』と良い勝負。
若い子供の夢？妄想？が織りなすファンタジーと母親に甘えたい子供心が肝になって物語が進むのは同じスタッフが手がけた『怪物はささやく』によく似てる。
違いは戦争を絡めたところ。しかも対ゲリラ戦という戦争モノとしてはマニアックなシチュエーション。そこはなかなか良かったです。
ただもうちょっと明るい話であって欲しかったなーというのが個人的な感想でした。
あと守護神パンの造形なんかは『シェイプオブウォーター』の魚人に近いものがあった。ギレルモさんはこういうデザインが好きなんだな。
