ペジオ

パンズ・ラビリンスのペジオのレビュー・感想・評価

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)
4.2
よく言われている宮崎駿との類似性は確かにある
同時に些細なようで結構大きな違いも感じた
特に感じたのは、「見えていない大人の視点=現実をちゃんと映像にしている」という点かなあと
現実と空想の境目がわかりやすいというか、ファンタジー部分がしっかり「縁取り」されている様な印象(少女と義父それぞれの物語がそのまま区分けされていると思えばよろしいかと。)
何かを語るならば、まずはどこからどこまでがその何かに収まるのかを明確に捉える…「研究対象」の様に扱われる事で「ファンタジーの存在意義」というテーマが分かりやすく提示されているなと(「前に出ている」と言っても良いが。)
デル・トトロ(じゃなかった、デル・トロ)さん、意外…と言っては失礼だがちゃんとした大人なんだろうな(宮崎駿がちゃんとしてない大人かどうかは各自の見解にお任せします。)

ファンタジーにインパクトのあるクリーチャーはやっぱり大事で、ペイルマンのモノマネとかみんなやってたもんね♪(両手を広げて顔にバッてやってね…。やってたよね?)
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