MARUKO

パンズ・ラビリンスのMARUKOのレビュー・感想・評価

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)
5.0
彼女が織りなすファンタジー。

無限すぎる。発想から構築まで天才すぎるストーリー。
モチーフや象徴してるものはハッキリとありそうだから、観客に投げてる部分は無く、しっかりと正解はあると思う(たぶん)。
でもいい意味でそれが分からない。いや、多分実は分かりやすい所に正解はあるのかもしれないけど、思い浮かぶ選択肢の全てが正解に思える。
だから映画の顔が無限にある。すごい。
鑑賞後もなお映画から抜け出せないラビリンス。ずっと楽しい。

冒頭で白紙の本を渡されたとき、自分は「彼女のファンタジー」が始まるのかなと解釈した。
でも鑑賞後、この本はもしかしたら観客全員に渡されていたのかもとも思えた。もちろんそうじゃないとも思えた笑
この作品を見たそれぞれに、それぞれのファンタジー。

どこから"ラビリンス"なのか。

p.s.成長。脱却。

(コメントおまけです)
MARUKO

MARUKO