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パンズ・ラビリンスのsoramametonのネタバレレビュー・内容・結末

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

フランコ政権下のスペイン(訂正 正確にはフランコ政権前の内戦期ですね。この当時のスペインはなかなか混沌としていて複雑です。すみません)。山奥でゲリラ戦を続ける反政府軍とそれを根絶やしにしようと画策する政府軍の戦いの中、大尉へと嫁いでくる身重の母と連れ子のオフェリア。

クリチャーの造形が独特でいい意味で気持ち悪い。現実と空想の入り混じった世界観があまりにも斬新。

過酷で悲惨な環境ゆえのおとぎ話好きなオフェリアの作り上げた空想なのだろうか?

大尉が軍医に頼んで母親に飲ませていたのは薬だったのか?

大尉の冷酷で神経質で拷問を楽しんでいる姿が悪魔じみていてとにかく胸糞。

オフェリアにとってハッピーエンドであってくれたならいいのだが・・・ハッピーエンドであってほしい。
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