コガケータ

パンズ・ラビリンスのコガケータのレビュー・感想・評価

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)
3.7
きっしょいし、グロいし、胸糞なんだけどこの人にしか撮れない作品だと思う。
基本的にこの人の作品はあまり刺さらないんだけど、魅了される作品の雰囲気とあらすじがどうしても惹きつけられてしまう。
パンの少し掠れた生々しい声と、震えて血色の悪い動きが最高に良い。
ペイルマンの額に手を当てるポーズが忘れられない。
最高に秀逸でインパクトのある動きと登場(?)だった。
全体的に痛々しいし、どんよりしてるんだけどこの監督でしか取れない養分ってものがあるんだなと思った。