こっふん

パンズ・ラビリンスのこっふんのネタバレレビュー・内容・結末

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

2024年 115本目

・ここまで人によってラストの解釈が分かれる作品も珍しいと思う。
・結構グロテスクで不快な描写が多いダークファンタジー。
・食うな言われてんのに、なんで食うねん。と思ったけど、これもなにかを暗示しているんやろうな。そこまでは分からない。
・ペイルマンが気持ち悪すぎる。大人でもトラウマになる。
・赤い血が映える青白い映像が美しい。
・バッドエンドとも、ハッピーエンドとも取れる絶妙な終わり方。自分はバッドエンドと解釈する派。死後の世界は、両親と再会できてハッピーエンドだと言い聞かせるだけ、そう思いたいだけの都合のいい空想世界でしかないと思う。空想と現実とのギャップで尚更最悪な結末だと思わされる。
・自分は、オフェリアは過酷な現実から逃れるために幻想を抱く可哀想な少女という結論が一番合点がいく。
・考察するうちに、いや面白かったな〜と自分の中でじわじわ評価が上がっていった。久しぶりに誰かと感想を言い合いたいなと思った作品。
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